〇〇話ちゃんねる

○○な話、動画、情報などを紹介します。

*

私「もしもし」妹「お姉ちゃん助けて!襲わてるの!」私「え!?」男「ヤッホー!妹ちゃんと皆で楽しんでるよ」

   

 

男「やっほーAちゃん!Bちゃんと今、みんなで色々楽しんでるよ♪♪」

私「誰ですか?妹に何してるんですか?今どこにいるんですか?」

↑本当は怒鳴りつけたかったが、この電話が切られちゃったら、もうどうすることもできない。
そう思うと、相手を怒らせるわけにはいかない、と判断。
もう冷静なんだかなんなんだかわからないorz
男「まぁまぁ、なんだかんだで妹ちゃんも楽しんでるよ?」

私「どこにいるんですか?迎えに行くので場所を教えてください。」

男「(無視) 今ねーBちゃんは○○に○○されて、こんな声出してるよ?」

伏字にしますが、妹が犯されている状態を事細かに説明をしてきた。
延々と一時間以上、もう頭がおかしくなりそうだし、吐きそうだった。
それに合わせて、複数人の男の声や、泣き声なんだかよくわからない女性の声も聞こえる。

私「…もうやめてください。もう終わりにしてください」

男「Aちゃんさぁ、俺と電話でしよっか♪」

私「ええ!?」

男「そしたら、Bちゃん終わりにしてあげるよ」

その瞬間、電話が妹にかわった。

妹「お姉ちゃん助けて…もうやだよ…」
ガタン
どこかに電話を置かれた音がした。

それっきり、遠くで音が聞こえてるだけで、誰も応答しなくなった。
私呆然。
え?どうしてたらいいの!?
電話でしよっていう申し出に、なんで私は「分かった!」って即答しなかったの!?
そしたらこんなことにはなっていなかったかもしれないのに。
電話は繋がっているのに、何をどうすることもできない。

茫然自失で、もしかしたらまた誰かが電話に出るかも…って思って受話器の前で待ってた。
3分たっても誰も出なかった。

あーもう警察だ、と思って24しようとしたら、

 

 

妹「・・・お姉ちゃん?」

私「B!?大丈夫!?今どこ!?平気!?」

妹「うん…なんかよくわからないけど、解放してもらった。お姉ちゃんありがとう」

ありがとうも何も、本気で私は何もしていない。

私「家の近く?平気?迎えに行こうか?」

ちなみにこの時点で、朝4時すぎ。

妹「ううん、大丈夫。家帰れる。」

私「そっか…とりあえずちゃんと帰って、少しでもいいから寝て。」

妹「うん。分かった。」

私、何を言っていいか分からず無言。

妹「…お姉ちゃん、ひとつお願いがあるの」

私「何?」

妹「今日のこと…もう私忘れるから、お姉ちゃんもそうして。触れないで」

私「うん、わかった…」

妹「でね、今から言う電話番号をメモってほしいの」

私「?? わかった。いいよ」

妹「○○○-○○○○-○○○○」

私「…うん、メモった。誰の番号なの?」

無言。

私「B…?」

妹「お姉ちゃん、その携帯番号ね、ある女の番号なの」

私「うん」

妹「今日、私がこんな目にあったのは、全部全部その女のせいなの」

私「え!?どういうこと!?誰なの?」

妹「誰かはいえない。うん…だからね、お姉ちゃん。その番号を周りの男の人に広めてほしいの。
それで、みんなでいたずら電話かけまくって。それ以上のこともしてやって」

私「!?」

私は自他ともに認めるシスコンだが、あえて言う。
妹は本当にいい子で、どこに出しても恥ずかしくない可愛い妹だ。
だがしかし、この言葉には耳を疑った。
いくらなんでも、こういう物言いをする子じゃない。
でも、こんな酷い目にあったなら仕方ないのか・・・

私「うん、わかった。わかったから、もうとりあえず家に帰って。
次の休み、私そっちに行くから」

妹「お姉ちゃん、絶対だよ、絶対その電話の先の女に復讐してね」

私「わかったから、ね?とりあえず帰んなって」

妹「絶対ね、約束だからね」

そういって電話をきった。
茫然とする私。
この先どうしたらいいんだろう…
そう思っていたら、電話が終わったことを察したらしい両親が部屋に来た。
寝ずに待っていたらしい。

 

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