30年以上ホームレス生活でも夢を諦めなかった男性。彼が決して諦めずに実現した夢とは？

ライムンドさんのFacebookを見て、ライムンドさんの生き別れの身内の方が彼を迎えに来てくれたのです。

▼長い間離れていた弟と再会した時のライムンドさん

弟のフランシスコさんは、ライムンドさんのFacebookに記載されているプロフィールを見て、兄ではないかと思いあたったそう。

急いでFacebookを管理していたシャラさんとコンタクトを取り、ライムンドさんが長年探し続けていた兄だと確認したのでした。

ホームレス生活からの脱却

フランシスコさんは、ライムンドさんに「自分たちと一緒に暮らそう」と持ちかけます。

その気持ちはとても嬉しかったライムンドさんでしたが、30年以上の長い路上生活を送ってきた自分は、きっとフランシスコさんの身内の邪魔になってしまうと考え、断ってしまいました。

実は以前にも、消息不明となったライムンドさんをテレビの特集で見つけて迎えに行ったことがあったそうなのですが、やはりライムンドさんは家族の邪魔になると思い、黙って家を出て路上生活に戻ってしまったのだそうです。

長年の夢であった詩集の出版を実現したことで、自分に自身を持てたからなのか、理由はわかりません。
けれど、今ライムンドさんは家族と温かい家で一緒に生活しています。

▼幸せそうなライムンドさんとその家族

ライムンドさんは、今も変わらず毎日詩を描き続けているそうです。

「ライムンドさんはラッキーだった」と言ってしまえばそれまでです。

けれど、ライムンドさんが夢を実現できたのは、50年以上も自分の夢を諦めず、努力し続けたからこそだと思えてなりません。
彼の詩は夢を持つこと、そして諦めないことの素晴らしさ、大切さを教えてくれているように思えます。

ライムンドさんはこれからも、素晴らしい詩を私達に発信し続けてくれることでしょう。

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